第2回 技術選択の試行錯誤

AIMMearth制作では、最終的に採用しなかった技術もかなり試しました。

代表的なのがPython、Flask、Bootstrapです。

最初はWebサイトや衛星画像ビューアを作るならPythonが必要なのではないかと考え、Pythonをかなり勉強しました。

PythonでWebアプリケーションを作るためFlaskを導入し、さらにFlaskで作った画面を見栄えよくするためBootstrapも練習しました。

しかし実際に制作を進めていくと、現在のAIMMearth衛星画像ビューアで必要な機能の多くは、HTML、CSS、JavaScriptだけで実現できることが分かりました。

そのため、最終的にはFlaskもBootstrapもビューアの主要構成から外しました。

WordPressとの接続についても、最初はPHPやWordPressのスニペットを書かなければ外部のビューアと接続できないのではないかと考えていました。

しかし、ビューアを独立したWebページとして作り、WordPress側からiframeで表示すればよいことが分かりました。

さらに初期には、自分のWebサイトからGoogle Earth Engineへリアルタイムで処理を要求し、その結果をサイトへ表示する構成まで考えていました。

現在振り返ると、必要以上に複雑な方向を考えていた部分もあります。

ここで得た大きな教訓は、「使える技術」と「そのシステムで使うべき技術」は別だということです。

ただし、Pythonを勉強したこと自体は無駄にはなりませんでした。Flaskでは最終的にあまり使わなかったPythonが、QGIS上のPyQGISによる大量画像処理では非常に重要な役割を果たすようになりました。

関連技術・キーワード:Python / Flask / Bootstrap / PHP / HTML / CSS / JavaScript / iframe / PyQGIS / Google Earth Engine